2016/01/30

見てくれている人はいる


昨年9月の生誕祭以来の更新です。この間、はるたんには少しずつではありますが、追い風が吹いてきた気がしていました。

11月にあったHKT48の4周年記念イベントで、「I4U」の仲間で企画を披露し、カラシ入りシュークリームを食べて悶絶するリアクションが爆笑をとったこと。同じく4周年の記念公演で、I4Uがユニット曲「ガラスのI love you」に抜擢されたこと。12月に千秋楽を迎えたパジャマドライブ公演で最多出演メンバーとなり、劇場を支える第一人者のイメージを強く印象づけたこと、などです。

そうしたなか、年が明け、HKT48初のドキュメンタリー映画「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」の公開日が近づいてきました。

私は以前から、はるたんはもしかするとこの映画でカギとなるメンバーの一人になるのでは、と期待していました。同じく私の好きなメンバーで、公開前から映画の中心の一人になると予想されていた(そして実際そうなった)はるっぴこと兒玉遥さんとは別の意味で、HKTの中でも屈指のドラマ性をもつ人物だからです。

「期待」というのは言葉がよくないかもしれません。はるたんのドラマとは、もしかすると報われることのない悲劇かもしれないからです。そもそも無名に近いメンバーにスポットを当てること自体、商業的に厳しいかもという思いも一方ではありました。

それでも、上に述べたような最近の追い風を感じていましたし、公開2週間前の試写会後、はるたんに対するファンのお祝いの言葉を目にすることがあり、前向きな期待感が高まりました。決定的だったのは、公開の3日前、東京での初日舞台あいさつに選抜常連メンバーに交じってはるたんが参加するという、驚きの発表があったことです。

そして昨夜。はるたんたちが昼間に舞台あいさつを終えたTOHOシネマズ日本橋で、すばらしい作品を存分に楽しみました。まだ観ていない人が多いので詳細は控えますが、さっしーこと指原莉乃監督が想像以上に、はるたんをドラマの中心的存在としてはっきり前面に押し出しているのに驚き、ファンとして深く感謝しました。

冒頭、いつもは自分が立つ劇場のステージで楽しそうに写真撮影を行なう選抜メンバーたちを、遠くから遠慮がちに見つめる姿。中盤、レッスン場でさっしーと話すうち、にじませる涙。そしてラストシーンのとまどいと笑顔。どれも印象的です。

手前味噌かもしれませんが、有名メンバーではないはるたんをあえてフィーチャーすることで、作品に深みと広がりが加わったと思います。HKT48やアイドルに興味のない人が観ても、挫折を味わいながらひたむきに努力する彼女の姿は心を打つことでしょう。

もちろん今回映画で抜擢されたからといって、今後はるたんが推され続ける保証はありません。また辛いことがあるかもしれません。それでもあきらめず、乗り越えていってほしいと思います。舞台あいさつで語ったように、「本当に見てくれている人はいる」と信じて。

#上野遥 #上昇気流 #HKT48

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